ぴかぴか

Always believe in yourself.

フィロのスの言葉の力/わたしが覚えておくから、今を


 12月16日。日よう日。東京にて。

 フィロソフィーのダンスの全国ツアー「Girls Are Back In Town VOL,2」初日の東京公演。品川ステラボールへ行ってきました。

 イルミネーションの街。一歩ずつ明るくひらけていった坂道。大きなステージ。よっつ並んだシャンデリア。格好の良いBGMたちと手拍子。そのひとつひとつがやさしくわたしを通過していきました。ライブが始まる前だってずっと、フィロのスといっしょにいるから、時間が進んでいくことがほんとうに楽しかったよ。


 たくさんの人たちの気持ちがステージへ一心に集まって、本編へ。

 バンドのみなさんが演奏するFunky But Chic、めっちゃめっちゃかっっこよかったなぁ。デイビッドさん(この日がお誕生日!)が直接心臓に呼びかけてきたと思ったら、それを合図に、楽器の音がどっどって近づいてくる感覚。ちょっともう忘れられそうにないです。楽しかった〜〜


 メンバーは、きらびやかな新しい衣装と大歓声に身を包んで。登場のしかた、ちょっともう大スターすぎるでしょう。パッていちばんに目に飛びこんできたマリリちゃん、髪切ってた〜!かわいい〜!わたしが見ていた場所はステージからめっちゃ近いというわけではなかったけれど、そこからでもちゃんとわかるくらい茶色、やわらかな明るい色だったし、ふわふわしていたし、めちゃめちゃめちゃめちゃかわいかったです。曲中何度か、得意そ〜うに髪の毛揺らしていたの、マリリちゃんがめっちゃマリリちゃんだった。しゃららららんって、楽器のツリーチャイム鳴らすときみたいな!毛先ひらひらひら〜ってさせるの!これ伝わるかな!その仕草に光の効果音みたいなのがついていて、もうねぇ、どう考えても大天才でした。

 実のところ二週間前には切っていたらしいのに、この日に合わせてお披露目したことも教えてくれて、ただただびっくり。目をぱちくりさせてしまった。それに、うれしかったしときめいたし。でも結局、そういうポジティブな感情とかすべてなにもかもを飛び越えて、好き!にまとまってしまうんだけどね。なんていうのかなぁ、今日は特別な日だよー!っていうことを目に見える形で掲げてもらえたというか、髪の毛ひとつで大げさな〜って思われるかな(笑)見えないものを見えるようにして伝えること、を大切にする人だなぁと思っていて。たくさんの相手がいることをきちんとわかっているからこそ、すでにあるものの再現とかではなくて、マリリちゃんだけの方法で伝えてくれる。マリリちゃんの心がかたちになったのが今の景色で、って、書いていたらよくわからなくなっちゃったけれども(笑)実際はもっともっと単純に、マリリちゃんが照らしてくれた今日この場所で過ごせてほんっっとうにしあわせだなー!と思っていたよ。拍手を送りつづけました。ここから伝えるとしたらそれしかないなって思ったから。

 あと衣装!しゃん!としているかんじがした。タッセル?っていうのかな?とか胸元とスカートのリボンとか長めのスカートとか、縦に印象づけられたものがさらさらと横になびく動きをするのが見ていてとてもきれいでした。

 おとはすちゃんの衣装のしっぽ、かっっっわいかったー!なんだあれはー!追いかけまわしたくなってしまってしばらく見つめていたことを白状しておきます(笑)あとジャケットの襟も大きくてかわいかった〜柄とかしっぽとかがちゃがちゃしそうな組み合わせなのに、ぜんぶひとつにぴっとまとめてしまう、おとはすちゃんのスタイルの良さ!すべらかさ!超かっこよかった。

 あんぬちゃんのワンピース、あんぬちゃんのために仕立てられたお洋服なのかな、、っていうくらい似合っていて最高でした。シルエットがきれいに出るから、特に、やわらかな曲線を描くような振りでは視線をたぐりよせまくっていて、そのまま心を奪われました。衣装に寄り添うように揺れる高めのポニーテールが、向かうところ敵なし!すぎてばつぐんにかわいかった。

 ハルちゃんの髪型あれなんていうの〜かわいくてめちゃめちゃ好きだった〜笑ったり泣いたり、おおきな表情でもっても自在に着替えてみせていて楽しかったな〜〜衣装やぶれて巻き込んじゃったときの怪訝な表情も、ハルちゃんの元々のチャーミングさで魅力として見せてしまえるのがすごかった。あと足元長めなんだけど靴ちらちらするのがスター感あってめっちゃかっこよかった!


 そんな特別な四人。一曲目にえらばれたのがイッツ・マイ・ターンでした。最初に感じたことが、振りがすっごくそろっている!!!っていうことで。もちろん今までだってバラバラだったわけではないんだけれど、腕を上げる振りひとつ取ってみてもタイミングとか置きたい位置とかがぴたりと合っていて、意気込みってそういう細かなところからも知ることができるんだね。一曲目からすでにもう、隅々まで見逃せないステージでした。


 フリー・ユア・フェスタ初めて見たんだけどかっこよすぎていっきに好きな曲になった。おとはすちゃんの歌うパートが好きすぎる。ドキドキするほど大人の声でした。おとはすちゃんがこの日のことを振り返ったブログには「おとはすを見ていたら自然と感情が動いてしまうような そんなライブがしたいなと思って準備してきました」と書かれていて。この曲だけじゃなくてずっと、こんなもんでしょって自分のことを諦めてしまう瞬間が一度もなくて、ていねいに、でもたまに笑顔が弾けることもあったり、世界観を担う人だった。見ていて楽しくて楽しくてしかたなかったです。感情が動くってああいうことだよね。
 順番バラバラになっちゃうけど、歌のことで言うと、バイタル・テンプテーションのあんぬちゃんもめっっっちゃかっこよかった。気合いを乗せているのがよくわかって、表すとしたら衝撃がいちばんしっくりくるんだけど、あんぬちゃんがくれた衝撃って、単語からイメージされるような痛みのあるものではなくて、きらめきのなかを突破してくるみたいな、そういう感じで。特別でした。


 自己紹介のあとにマリリちゃんが「安心して踊ってください」って言ってくれてね。安心できる場所をもらえるってやばくないですか、、強気なのにやさしくて、ああマリリちゃんの言葉だな〜って。いつもいつも、それだけでひとつの魔法みたいなんだよね。そのあとに歌ったシャル・ウィ・スタートは、自分の言葉への回答でもあったんじゃあないのかなぁ。そのあたたかさに涙が出ました。


 バッド・パラダイムからのメドレー楽しすぎたー!つぎは何歌うんだろ〜って楽しいをすこしずつ増幅させてくれるんだけど、何がきてもうれしかった。前に進むにつれてハルちゃんが語気強めていくのも、みんなついてきてっていう激励のように聴こえました。あと、順番にスポットライト当たっていく演出があって、それがもうめちゃめちゃにかっこよかったです。天才。深海に光が差し込んできたみたいな。そういう希望の心地がしました。


 ちょうど半年前にリキッドルームで初めて聴いたライブ・ライフ。この日ももちろん歌ってくれて、自分のなかでこんなに楽しくて身近で(たくさん聴いてきたから!)だいすきな曲になっていたんだな〜と気がつきました。「楽しかったら両手を上にあげてー!」って言われて、みんなでクラップするところね。たくさん、たっくさんの人がいっせいに手上げた光景は壮観だったし、手のひらを太陽に、ってここではミラーボールだったんだけれども、すかしてみれば、みんなみんなめちゃくちゃ生きていて、まちがいなく、生きるってそのことだった。ほんとにほんとに、すごかったな。


 新曲のハッピー・エンディングもすでにありったけに好きでした。ハルちゃんのパートでほんとにだいすきなところがあったんだよねぇ。肝心な歌詞は忘れちゃったんだけど(笑)そっくりそのままハルちゃんにお返ししたい言葉だよ〜〜って思ったことは覚えてる。聴いた瞬間ぼろぼろに泣いてしまった、どうしようもなくうれしくて。つらいこととかたくさんあるかもしれないけど、フィロソフィーのダンスといる時間だけは、楽しいなって思えるように」って、自分がだれかの希望になっていることをいちばんに知っていて、しかもあんなに明るく声にできるの、超つよい。

 みんなで歌ったラララも楽しかった!!「こんなんじゃあと10年つづいちゃうよ!」ってマリリちゃんが叫んで、もっと声出さないと終わらないよ〜って意味だったんだと思うんだけど、どこか祈りのような、つづいてほしい、そんな切実な声色だったようにも聞こえたんだよね。そのとき、わたしねぇ、つづけばいいじゃん!って思っていて。終わってほしくなさすぎて口が悪くなってしまった(笑)自分がそう思っていたから聞こえ方変わっただけなのかもしれないんだけど。何十年でもかけて、ずっと聴いていたい曲でした。


 アンコール。ヒューリスティック・シティ。静けさを味方につけて歌い出した、と同時に揺れた白いサイリウム。あんなにもきれいな光の海へ、連れて行ってくれてありがとう。生まれなかった未来も、わたしにとってはやっぱり、生まれたかもしれない未来で。あの景色を、忘れないでいようと思います。


 あんぬちゃんが、来年はフィロソフィーのダンスの年だったって言われるような一年にしたいっていう目標を話してくれて、また大きいこと言ってるよ〜ってしっかりとイジられ、もう大船には乗らないよ!ってしっかりと照れ(笑)こういうやりとり、かわいい。そうしたら、「もうみんな乗せてるから」ってさらっと言ってみせていたのイケメンすぎてきゅんとした。どんどん人が増えても、乗れない人を作るんじゃなくて、船を大きくしていけば良いんでしょう?っていう燦然とした態度、ちょっともうかっっこよすぎる。


 ジャスト・メモリーズすごすぎたよ〜〜有終の美をきらきらに飾っていて、は〜〜終わっちゃった〜〜と思ったら、最後の最後にダンス・ファウンダー歌ってくれた。ぜったいぜったい、あの瞬間、世界でいちばん楽しい空間でした。終わりというか次回予告みたいな、明日からも楽しくなる予感がしたよ。ありがとう。



 ほんっっとうに楽しかったです。最高すぎて、これがまだツアー初日だなんてうそみたいだけれど、いってきます!って元気に出発していった4人の背中を、いってらっしゃい!って見送らせてもらえたし、わたしもまだ何か所か行くし、ゆっくり後ろをついていくね。あとぜったい各地のパフェ食べる〜!楽しみ!!


 それから、ブログのタイトルの話を。フィロのスの言葉の力。ライブを見て毎回思うのが、言われてみたかった言葉にあふれているなぁということなんです。ずっとずっと、それだけを探していたんじゃないかっていうくらい。その言葉を伝えてくれたときの表情とか声の調子とか色とかファンの人たちの反応とか、なんかもうすべて、自分でもなんでそんなに覚えてんのってツッコミ入れたくなるくらい、覚えていて。それくらい大切なんだよね。そういう言葉に出会うたび、こんなにも救われる人がいるって、知ってたかなぁ。


 最後に。覚えておくね。みんなが見えなくなっても拍手を送りつづけたこと。楽しかったねって言い合える人。待っている間にリップをぬり直したこと。鏡の前で何度もTシャツのイラストと目を合わせたこと。なに伝えようかなぁって考えるのに、結局言いたいことは言えないで終わっちゃうこと。撮ったばかりのツーショット。会場を出たら景色がまるで変わっていたこと。冷たい空気もほかほかな気持ちも。ぜんぶぜんぶ、覚えておく。今日も、フィロソフィーのダンスと過ごせてほんとうに良かった。届きますように。つぎは大阪で。またね

なほ