ぴかぴか

Always believe in yourself.

ちぃちゃんのダンス

 腕を上げても下げても、両肩の線を一直線にしておくところがかっこよくて好きだった。ステージへの挑戦とばかりに地を踏んでいたかと思えば、いつのまにかふわり浮いていたり、体感何秒も。足の使い方がいちばんちぃちゃん然としているな〜と感じるところで、その不思議さがとびきりに好きだった。たぶんつま先を使うのがめちゃくちゃ好き(か得意)で、つま先を次へ動きやすい位置へ置いておけるところが好きだった。ステップが永遠に展開していきそうだなぁって思っていた(伝わるかわからない笑)でもわりと足首が据わっていなくて、くねりくねり動かしていることが多くてそれも好きだった。手首も。わざとかもしれない。自分の手の届く位置に、指標になる直線を作って、それに沿わせて腕を出していくところ、強くてたゆみなくきれいで好きだった。瞬発的な動きはできなくって、代わりに、ちょっと遅れてでも正しい位置から腕を持っていける、きっぱりしたところがかわいくて好きだった。いろんな表情をして、その場所その瞬間の温度をはかりながら踊るところが好きだった。でもきっと、温度を作っていたのはちぃちゃんだった。

 アレンジはそんなにしなくて、決して豪華じゃあないけれど、振りのひとつひとつを自分の方へたぐり寄せるように、さりげない所作までていねいに。いっつもいつでも同じだけの熱量で。踊るところ、好きだった。

 好きだったところを書き出しておこうと思って最近動画を見返していて。そうしたらなんか、変に気合いが入って大量に書いてしまった(笑)気持ちわるくてごめんなさい(笑)

  わたしねえ、てっきり、今までの集大成を見るものだと思っていたから、前回も好きだったところを集めていて。それで終わり、さよならしなくちゃって。それなのに、うっかり新しいちぃちゃんを見つけてしまった。そんなの全然知らない!っていう瞬間の連続で、楽しくて楽しくて、めっちゃくちゃ楽しかった。終わりにしなきゃいけない理由なんてぜんぜんなくて、あんなに晴れ晴れとした日までのこと、なかったことにしなくても良いんだな〜って。ずいぶん救われた。たぶん次もそうで。だから、今回の好きだったところ集めは、単純に、今まで踊ってくれたことへの感謝です。

 ちぃちゃん自身も、新しく見えたことや感じたことが多かったんじゃないのかな〜。「未来のことは任せて」って、過去の自分の頭を撫でてあげていて。わたしが勝手にそう見えただけだけどね。でもなんかもう大丈夫なんだな〜って思った。憑き物が落ちたっていうか、これはわたしのこと。だから、フィギュア基準みたいなものができていて、以前以降で、変わったよねって思う、これはちぃちゃんのことね。ちぃちゃんがステージ上にいない時間にも、物語は進んでいて(むしろその時間の方が長い)、自分が出たらそのとき見せなきゃいけないものがあるってことへの気概を感じたし、その場をやわらかくしたり、ちょっと緊張させたり、自分の在り方を見きわめて見きわめて、存在の理由をばつぐんに増やしてきたな〜と思った。そういう意味では、アレンジができるようになったのかな。次も大勢で踊るんだと思うから、その中でそこを出してしまっていいのかはわからないけどね(笑)そういうの含めて、ひとつのナンバーをいっしょに作っていくこと、ひとりで踊るわけじゃあないっていうことはめっちゃ楽しいだろうな〜〜。

 ひとつイベントに出るだけじゃんって、わあわあうるさいなぁって思われちゃってるかもしれないね。でも、やっぱり、わたしにとっては特別なんです。ダンスぜんぜんやったことないから、わたしが見つけられなかった、ダンスの楽しさ・喜びが確かにあって。でもちぃちゃんはそういうの、小さなものもひとつひとつ拾いあつめることができて、ちぃちゃんの中でだいじにだいじにされて、そうしてまた世界へ向けて蒔いてくれる。わたしの目の前にも。ちぃちゃんを通してなら、わたしも、見つけられるんです。だからほんとうに楽しみだよ。でも見れるのはほんの少しで、そうじゃない時間のほうが多い、多くなっていくことももうちゃんとわかってるよ。楽しいから、踊りつづけていくんだろうな〜って思うけれど、見せてもらえるのはこれで最後かもしれない。だから、その日のこと、その日までのこと、たくさんたくさん楽しかったんだよって、またたまに教えてね。応援してる。がんばれがんばれ。