ぴかぴか

Always believe in yourself.

5つ数えれば君の夢と校庭カメラガールツヴァイ

 山戸結希監督「5つ数えれば君の夢」を見ました。

 すっごい好きだった。すごい。ごくごく自然に、自然な流れですべらかに、わたしは、今見たくなったのに、三年も前の映画なんだねえ。

 映像もちろん好きだし、そもそも東京女子流がかわいいっていうのは当たり前なんですけど、ちょっと、もう、セリフが良すぎませんか。

いつも、一晩中、朝がくるのを夢見ていたような気がするの。朝、あなたの顔を見ると、夢のなかでもあなたの背中を見つめているのよ
まばたきする度、そのつむじを撫でているようなの
そして、そのまま、きらめきに溶けてゆくの
ダーリン、ゆっくり眠ってね

 えええ、もう、えええ。って言いながら何度も巻き戻した(Netflixで見た)委員長と兄と、たゆたっている画面と。どうしたってそちら側には行くことができない、ということ。わたしだったら、無理だ。逃げ出してしまうんじゃないかな〜。だから委員長のことだけはどうしてもわからなかった。そもそも自分が委員長になれるような人ではなかったからかなぁ。

 

揺るぎなく大好きでいるから

宇佐美、宇佐美、宇佐美都になりたい
みが二個になってるよ、みみになって語呂悪い

 逆に、都のことがわかりすぎる。自分。最初から。ステージのうえに宇佐美とふたりでいるシーンが好きすぎる。宇佐美の返しにいちいちグッときては、でも!でも!って思ってしまうのも。わたしの世界を一変させたくせに!って、いや、あなたのせいじゃないんだけど、勝手に、勝手にいちばんにしておいて、それってどういうことなのって思われるかもしれないけれど、あなたを好きでいることが、人生そのものへの祝福なんだよ。宇佐美のためにピアノを弾かないって言った都。でもねえ、ピアノと宇佐美にしか触れてこなかった指先が、自分の頰へ向かったあの瞬間に、どばどばと溶け出した気持ちがわかるよ。

 

夢の続きを、ずっと泳いでいきたいの

ひとりで踊るから、ねえ、さく、わたしを見ていてよ

 「きみの目で見られてみたい」っていちばんじゃあないですか?それより強いことってこの世界にあるの。りこのダンスシーン、いろんな想い(りこもだし、さくもだし、何よりやっぱり都がピアノを弾いたことに目を洗われた)がいちばん上の上の上にいったのがそこで、尊い。きらきらのドレスとショーケース。これから先、さくが前を向くたびに見えるのが、りこの濡れた背中だということに、どれだけの想いを掬いとってもらうんだろう。りこを、後ろから照らして続けてゆくのはさくなんだろうとも思うけどね。

 

 女子校、群像劇っていうなんとなくの前情報だけをたよりに、ずっとマイリストには入れていて。群像劇ってやっぱり好きなんですよ。だってあの、まっpinkの法被を着たミスコンの司会の子や、すれ違って消えた高木にもきっと、物語があることをどうしても愛おしいと思えるから。これからもどうしようもなく関わっていくんですよ、わたしが。

 でももっとアイドルアイドルしてるのかと思っていた。いやでももうめちゃくちゃ好きだった。好き。みんな、舌足らずで、あなたの声が好きよって、世界を震わせていって。最後のさくの笑顔。明るいエンドロール。明日からもときめきが続きますように。祝福でした。あの頃の痛みすら、今じゃ心地いい。あのころの気持ちはもう持っていないんだけれども、それでも、好きだと言える今のわたしへの肯定でした。相づちを打ってもらえた感じ。やさしい。

 

  校庭カメラガールツヴァイ「Lonely lonely Montreal」を聴きました(LIVE MVを見ました)

 これもめっちゃ好き。グループの名前、知ってたのに、解散したことも。それなのに、昨日初めて見たの。今さらすぎる(笑)

冒険中でもスローペース
確かに僕らは肯定する
情熱とコンテンツ
どっちでもいーよ all ways
one two three four days
キラキラの dress とショーケース
身だしなみ good さあ証明する?

振り返ればまたヤツがいる
溢れかえる never 奪った自由
グッバイハロー 桜散る
逆立ちで見ても 空は blue
新しい陽と今日が回る

ねえ 君は
この場所でいつかね歌ったこと全部捨てるの
ねえ 僕は
この場所でいつかね歌ったこと全部捨てるよ

それでも 行かなきゃ
それでも 笑わなきゃ

 この曲になら、毎日、少しずつ少しずつ(意図的に)こぼしてきてしまった感情をゆだねておけるなぁと思った。変な言い方かもしれないけれど、解散しているから、今わたしの中に圧倒的にある。変わらずここにいるから、安心してって言われている感じがする。わたしだけは、変わってゆきますけど、どうか後ろから照らしていてほしい。

 

 自分を肯定してくれる作品、人に出会う。また出会えたらいいな〜もうそうそう簡単には出会えないだろうな〜でもまた出会えたらいいな、の積み重ねで生きているよ。出会ってくれてありがとうございます。たくさんたくさん笑っていてください。また。