ぴかぴか

Always believe in yourself.

ほんぼ

 5月29日

 本母は、わたしよりも一か月とちょっと長く生きていて、それに背だって、比べたらちょっと高い。だから、わたしにはぜんぜん手の届かないような考え方をいっぱい持っているし、おっきい声でちゃんと言える。考え方ぜんぶいっしょではないけど、そういう本母に何回も救われた。それで、ずっと尊敬してた(る)。

 そんな本母がグループを脱退する。って言って、さみしかったし、くやしいし、じゃあその肩からおろすもの、少しくらいなら代わりにしょえるかもしれないって思った。し、もっといろんなこといっぱい考えた。本母が本母のいちばんだし、本母がいちばん本母のことをよくがんばった。だからもちろん本母が考えた分には到底負けるけど、わたしだってそれなりに考えて、最後のステージを見てたんだよ。だから本母が、「脱退を取り消します」って手紙やぶいたとき、正直めっちゃムカついた。わたしが本母へ寄せて考えていたことまでいっしょにやぶられたみたいで。この一か月ムダにしたかんじ。そんなこと思ったのはたぶんわたしくらいで、辞めてほしかったとかそういうことではないけど、でも、「辞めないからうれしい」まではぜんぜんたどりつけなかった。

 本母がやぶいた手紙がゆっくりフロアへ落ちていく景色は忘れられないし、反するみたいにステージの淵ギリギリに立つ本母は、照明があたってこれでもかってくらいかっこよかった。本母がステージに立ちつづけるなら、そんな紙一枚でさえ味方をするんだなあ〜って。かっこよかった。

 前からあんなにかっこよかったっけ。ていうか、本母のことをかっこいいと思ったのなんて初めて(笑)本母が変わったのはもちろんだけど、よくよく考えたらたぶん、わたしの見方が変わったんだろうな。セピアのフィルターはとっぱらって、鮮やかをかけたかんじ。一か月いろいろ思い出したり考えた分。ぜんぜんムダになんかなってないじゃんって。自分でも気づけてなかったけど、本母はわたしにとってけっこう大切 だ。本母がステージに立ちつづけていくならそのいつか、鮮やかフィルターをかけたわたしの見方も、本母の味方をするといいな〜と思ったから、書いたよ(だじゃれだよ笑)

 さみしいとかくやしいとかムカつくとかかっこいいとかうれしいとか楽しいとか、本母のおかげでいろんなこと知れたよ。ありがとう。また見にいけるように今日もがんばる。
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