ぴかぴか

Always believe in yourself.

ちぃちゃんのダンス

 腕を上げても下げても、両肩の線を一直線にしておくところがかっこよくて好きだった。ステージへの挑戦とばかりに地を踏んでいたかと思えば、いつのまにかふわり浮いていたり、体感何秒も。足の使い方がいちばんちぃちゃん然としているな〜と感じるところで、その不思議さがとびきりに好きだった。たぶんつま先を使うのがめちゃくちゃ好き(か得意)で、つま先を次へ動きやすい位置へ置いておけるところが好きだった。ステップが永遠に展開していきそうだなぁって思っていた(伝わるかわからない笑)でもわりと足首が据わっていなくて、くねりくねり動かしていることが多くてそれも好きだった。手首も。わざとかもしれない。自分の手の届く位置に、指標になる直線を作って、それに沿わせて腕を出していくところ、強くてたゆみなくきれいで好きだった。瞬発的な動きはできなくって、代わりに、ちょっと遅れてでも正しい位置から腕を持っていける、きっぱりしたところがかわいくて好きだった。いろんな表情をして、その場所その瞬間の温度をはかりながら踊るところが好きだった。でもきっと、温度を作っていたのはちぃちゃんだった。

 アレンジはそんなにしなくて、決して豪華じゃあないけれど、振りのひとつひとつを自分の方へたぐり寄せるように、さりげない所作までていねいに。いっつもいつでも同じだけの熱量で。踊るところ、好きだった。

 好きだったところを書き出しておこうと思って最近動画を見返していて。そうしたらなんか、変に気合いが入って大量に書いてしまった(笑)気持ちわるくてごめんなさい(笑)

  わたしねえ、てっきり、今までの集大成を見るものだと思っていたから、前回も好きだったところを集めていて。それで終わり、さよならしなくちゃって。それなのに、うっかり新しいちぃちゃんを見つけてしまった。そんなの全然知らない!っていう瞬間の連続で、楽しくて楽しくて、めっちゃくちゃ楽しかった。終わりにしなきゃいけない理由なんてぜんぜんなくて、あんなに晴れ晴れとした日までのこと、なかったことにしなくても良いんだな〜って。ずいぶん救われた。たぶん次もそうで。だから、今回の好きだったところ集めは、単純に、今まで踊ってくれたことへの感謝です。

 ちぃちゃん自身も、新しく見えたことや感じたことが多かったんじゃないのかな〜。「未来のことは任せて」って、過去の自分の頭を撫でてあげていて。わたしが勝手にそう見えただけだけどね。でもなんかもう大丈夫なんだな〜って思った。憑き物が落ちたっていうか、これはわたしのこと。だから、フィギュア基準みたいなものができていて、以前以降で、変わったよねって思う、これはちぃちゃんのことね。ちぃちゃんがステージ上にいない時間にも、物語は進んでいて(むしろその時間の方が長い)、自分が出たらそのとき見せなきゃいけないものがあるってことへの気概を感じたし、その場をやわらかくしたり、ちょっと緊張させたり、自分の在り方を見きわめて見きわめて、存在の理由をばつぐんに増やしてきたな〜と思った。そういう意味では、アレンジができるようになったのかな。次も大勢で踊るんだと思うから、その中でそこを出してしまっていいのかはわからないけどね(笑)そういうの含めて、ひとつのナンバーをいっしょに作っていくこと、ひとりで踊るわけじゃあないっていうことはめっちゃ楽しいだろうな〜〜。

 ひとつイベントに出るだけじゃんって、わあわあうるさいなぁって思われちゃってるかもしれないね。でも、やっぱり、わたしにとっては特別なんです。ダンスぜんぜんやったことないから、わたしが見つけられなかった、ダンスの楽しさ・喜びが確かにあって。でもちぃちゃんはそういうの、小さなものもひとつひとつ拾いあつめることができて、ちぃちゃんの中でだいじにだいじにされて、そうしてまた世界へ向けて蒔いてくれる。わたしの目の前にも。ちぃちゃんを通してなら、わたしも、見つけられるんです。だからほんとうに楽しみだよ。でも見れるのはほんの少しで、そうじゃない時間のほうが多い、多くなっていくことももうちゃんとわかってるよ。楽しいから、踊りつづけていくんだろうな〜って思うけれど、見せてもらえるのはこれで最後かもしれない。だから、その日のこと、その日までのこと、たくさんたくさん楽しかったんだよって、またたまに教えてね。応援してる。がんばれがんばれ。

 

5つ数えれば君の夢と校庭カメラガールツヴァイ

 山戸結希監督「5つ数えれば君の夢」を見ました。

 すっごい好きだった。すごい。ごくごく自然に、自然な流れですべらかに、わたしは、今見たくなったのに、三年も前の映画なんだねえ。

 映像もちろん好きだし、そもそも東京女子流がかわいいっていうのは当たり前なんですけど、ちょっと、もう、セリフが良すぎませんか。

いつも、一晩中、朝がくるのを夢見ていたような気がするの。朝、あなたの顔を見ると、夢のなかでもあなたの背中を見つめているのよ
まばたきする度、そのつむじを撫でているようなの
そして、そのまま、きらめきに溶けてゆくの
ダーリン、ゆっくり眠ってね

 えええ、もう、えええ。って言いながら何度も巻き戻した(Netflixで見た)委員長と兄と、たゆたっている画面と。どうしたってそちら側には行くことができない、ということ。わたしだったら、無理だ。逃げ出してしまうんじゃないかな〜。だから委員長のことだけはどうしてもわからなかった。そもそも自分が委員長になれるような人ではなかったからかなぁ。

 

揺るぎなく大好きでいるから

宇佐美、宇佐美、宇佐美都になりたい
みが二個になってるよ、みみになって語呂悪い

 逆に、都のことがわかりすぎる。自分。最初から。ステージのうえに宇佐美とふたりでいるシーンが好きすぎる。宇佐美の返しにいちいちグッときては、でも!でも!って思ってしまうのも。わたしの世界を一変させたくせに!って、いや、あなたのせいじゃないんだけど、勝手に、勝手にいちばんにしておいて、それってどういうことなのって思われるかもしれないけれど、あなたを好きでいることが、人生そのものへの祝福なんだよ。宇佐美のためにピアノを弾かないって言った都。でもねえ、ピアノと宇佐美にしか触れてこなかった指先が、自分の頰へ向かったあの瞬間に、どばどばと溶け出した気持ちがわかるよ。

 

夢の続きを、ずっと泳いでいきたいの

ひとりで踊るから、ねえ、さく、わたしを見ていてよ

 「きみの目で見られてみたい」っていちばんじゃあないですか?それより強いことってこの世界にあるの。りこのダンスシーン、いろんな想い(りこもだし、さくもだし、何よりやっぱり都がピアノを弾いたことに目を洗われた)がいちばん上の上の上にいったのがそこで、尊い。きらきらのドレスとショーケース。これから先、さくが前を向くたびに見えるのが、りこの濡れた背中だということに、どれだけの想いを掬いとってもらうんだろう。りこを、後ろから照らして続けてゆくのはさくなんだろうとも思うけどね。

 

 女子校、群像劇っていうなんとなくの前情報だけをたよりに、ずっとマイリストには入れていて。群像劇ってやっぱり好きなんですよ。だってあの、まっpinkの法被を着たミスコンの司会の子や、すれ違って消えた高木にもきっと、物語があることをどうしても愛おしいと思えるから。これからもどうしようもなく関わっていくんですよ、わたしが。

 でももっとアイドルアイドルしてるのかと思っていた。いやでももうめちゃくちゃ好きだった。好き。みんな、舌足らずで、あなたの声が好きよって、世界を震わせていって。最後のさくの笑顔。明るいエンドロール。明日からもときめきが続きますように。祝福でした。あの頃の痛みすら、今じゃ心地いい。あのころの気持ちはもう持っていないんだけれども、それでも、好きだと言える今のわたしへの肯定でした。相づちを打ってもらえた感じ。やさしい。

 

  校庭カメラガールツヴァイ「Lonely lonely Montreal」を聴きました(LIVE MVを見ました)

 これもめっちゃ好き。グループの名前、知ってたのに、解散したことも。それなのに、昨日初めて見たの。今さらすぎる(笑)

冒険中でもスローペース
確かに僕らは肯定する
情熱とコンテンツ
どっちでもいーよ all ways
one two three four days
キラキラの dress とショーケース
身だしなみ good さあ証明する?

振り返ればまたヤツがいる
溢れかえる never 奪った自由
グッバイハロー 桜散る
逆立ちで見ても 空は blue
新しい陽と今日が回る

ねえ 君は
この場所でいつかね歌ったこと全部捨てるの
ねえ 僕は
この場所でいつかね歌ったこと全部捨てるよ

それでも 行かなきゃ
それでも 笑わなきゃ

 この曲になら、毎日、少しずつ少しずつ(意図的に)こぼしてきてしまった感情をゆだねておけるなぁと思った。変な言い方かもしれないけれど、解散しているから、今わたしの中に圧倒的にある。変わらずここにいるから、安心してって言われている感じがする。わたしだけは、変わってゆきますけど、どうか後ろから照らしていてほしい。

 

 自分を肯定してくれる作品、人に出会う。また出会えたらいいな〜もうそうそう簡単には出会えないだろうな〜でもまた出会えたらいいな、の積み重ねで生きているよ。出会ってくれてありがとうございます。たくさんたくさん笑っていてください。また。

パフェ

 6月28日。水よう日。晴れでした。

 パフェの日だなんてぜんぜん知らなくって、冷蔵庫に入れておいたエクレアを食べたよ(笑)カスタードクリームと生クリームのぜいたく仕立て。これも甘いよ。ふつうに淡々と生きていくだけだったら、本当はわたし、そんなにパフェを選ばないんだろうなぁって、自分ではうっすら気づいていた。

 それでもここまでのちょうど一年くらいはパフェといっしょにあったなぁと思って。写真を見返せばあの日のときめきがまたもう一度溶け出してくるし、思い出ならたくさんある。味とか見た目とかそれだけじゃあなくって、もっといろんなことをかこってくれるもの、にいつの間にかなっていた、パフェが。大事なできごとの後にはいっつもいつでもパフェを選んできたんだよ。それはもうそういうことになっていて、うんっと意図的です。思い出のとなりにはパフェを置いておこうって決めた、自分のために。フタをするとかじゃなくて、あくまでもとなり。わたしにとってパフェは、なくなってもずっと好きでいられることへの証明だったし、あたらしく続いていく毎日があることへの祝福だった。

 思い出を何かに関連付けておきたいっていうのがあって、それがパフェだったというだけの話なんだけれどね。パフェを食べたその日の自分から、覚えておいてあげるから安心してって言われているみたいじゃあないですか?わたしにはずっとそうで。忘れたくないからね全部。思い出が振動し続けてくれるなんて、まばゆく、うれしい。

 たぶんこれからもそんなに食べないんだけど(笑)自分が決めたその日にはまたパフェを選ぶよ。人生のしおりみたいなかんじです。またいっしょに食べに行こうね〜〜。ビッグパフェが目標です。

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さいきん

 5月13日。マッサージクッションを買った。店員さんに「赤色がほしいです」って言って、倉庫から探してきてもらった。母へ渡したけれど、わたしのほうが使ってる。足のうらっかわをぐりんぐりんやるのが最高。メープルナッツプリンパフェを食べたよ。

 14日。ホットクを作って食べたよ。ホットクミックスを混ぜてこねて、ざらざらのシュガーを入れる!焼いたら中で溶けてうるうるになってるの。おいしかった。

 15日。パフェ部活動一周年!(ピース!)カレーうどんを食べたよ。

 16日。パブロのチーズタルトを食べたよ。

 17日。東京。シアタークリエ。あらんを見てきたんだ。楽しかった。感想はさんざんツイッターに書いた(前に使ってたアカウントやっと見っけた)からいいとして、変わってないな〜って。顔めっっちゃ変わったし、ダンスもまず起点置く場所が変わってるし、いろいろ変わったけど、変わってない。あらんはステージをおりないから、じゃあもうあらんだけでいいや〜ってちょっとだけ思った。思ってすぐに、でもやっぱり見たいひとたくさんいるからだめだってなった。意志が弱い。ステージの上で起こることをいちばん大事にしたいし、踊れるならずっと踊っていてほしいし、もう一回でも何回でも好きになりたいし、だから全力で見たいし、これが今のわたしの意志だな〜。頑固でしょ、石頭。スタバでピーチアールグレイタルトを食べたよ。

 18日。シナモンさんがいなくなっちゃった。指をケガした。明太子おにぎりを食べたよ。

 19日。チンする餃子を食べたよ。

 20日。スーパーで買ってきたピーチタルトを食べたよ。

 21日。プリントアウトしてきた写真を飾った!いろいろ飾りたいのがあって、悩みながら選んだけれど、またたまに変えるかも。ウッドプッシュピンにはアクリルえのぐで色をぬった。扇風機をまわしていたからよく乾いた。学生の頃からえのぐが好きでね、いろいろ持っているけど、とくに気に入っているパールカラーで。えのぐ好きなんだけど、ぬるのが好きなわけじゃない(?)から、筆はひとつしか持っていなくて、だから何回も洗うのが大変だった。これ、わりと壁一面です(笑)ああ焼き肉が食べたいな。

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 最近聴いたよ。






 タルトを食べすぎた週間。またね。

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踊るひとたちの話

 4月30日。にちようび。大阪。晴れ。さんさん。

 ダンスの発表会へ行ってきた〜ちゃんと行きたいと思って行ったんだけれども、ぜったい場ちがいでしょう〜ってびくびくしていたのも事実で(笑)でもやっぱり見にいく方をえらんでよかった〜〜

 HIROKI先生のクラスは、「Black」「7 years」「HIT ME」の3演目を。衣装も、黒基調だけど毎回ちがった(気がする)。

 舞台フィギュアのときに、好きな踊り方をするひとだな〜〜と思っていた横山晃士さん!めちゃくちゃかっこよかった。重心を低め低めに踊っていて、それがすでにめちゃくちゃ好きなやつじゃん?(個人的)足をちゃんと地につけられるから、ステージが味方につくかんじ。ひとつひとつの動きの起点を腰に置いているところすごいな〜と思った。自分のなかで中心があるから、出す動作があれば引く動作までをセットにできるし、だからめちゃくちゃ大きく見える。視線残しつつってかんじだからなおさら!映えるよねえ。説明が難しくってくやしいんだけど、とにかくずっとかっこよかったんです!!でもたぶん基本的にはわりとお茶目なかんじなんかな!?ちょっとアクセント加えてみたり、楽しそうなところを楽しそうに踊るのすてきだ。手数多い振り好きだから最後のほうのところ楽しかったときめいた〜。わたしはリズム感を亡失しているので(笑)、ぜんぜん音数拾えないまんま、わあ〜わあ〜ってゆっくり追って見ていて、でもどこも流している印象なかったからたぶんちゃんと細かく音とっているんだろうな〜と。あとは、横の動き得意なんだろうな〜と思った〜けれど、縦も動けるんだろうな〜とも感じたからバレエっぽい振りとかも見てみたい。

 最後のダンスで、横山さんとSAKIさんがシンメで踊るところがあって、目が足りなかった〜〜身体の動かし方とかぜんぜんちがうけれど、なんか合っててかっこいいんだよ〜〜たぶん、手の位置取りが似てるのかな。自然にか意図的なのかわからないけど、自分が腕を置きたいポイントが、次へ動きやすいポイントになっていて、見やすい、毎瞬間きれい。でもやっぱり見たいひとが多すぎたから、まったく見きれてない気がする!情報過多!もういっかい一から見たい!

 踊るひとたちのことがだいすきだな〜と改めて感じたことと、HIROKI先生の振り付けが特別だな〜と思えたことが大収穫。これまでもずっとそうだったねえ。振り付けって、少なからず制約になっているんだろうなあと思っていたんだよね、今まで。しばりっていうか。いっつも振り付けを追いかけて追いかけて、ちゃんとぜんぶこぼさないようにしていくことだけが、踊るってことだと思ってた。でもねえ、なんていうか、ぜんぜんそれだけじゃあなかった。今!踊りたいから!踊ってます!みたいな、思いのままに動いているかんじがめちゃくちゃした。もちろん決まった振りはあるんだけれど、振り付けが前を走っているわけじゃなくて、逆に背中を押してくれているみたい。こう動いたから、次はこう動くよね〜わかるわかる〜って、自然にするりするり動くんだよ、みんな。だから?どう動くのかは本人次第みたいなところもあるのかな?それぞれで個が確立されていて、揃ってるっていうわけではないんだけど。でもそれって振り付けに信頼を置いているからできることなんだろうな〜と思う。こんな振り付けを踊れるの、楽しいだろうなあって。めちゃくちゃ幸せだねえ。

 あと、群舞の魅せ方がばつぐんにかっこいい。振りっていうよりは立ち位置なのかな。ひとりひとり横に広く踊れるから、ぱあって開けたときの明るさすごい。ステージの使い方大事にしてるんだろうなあって。意識してるのかわからないけど、客席から見たときに、見えないひとがいないっていうのもめっちゃすごい。だから、全員見られるべきだし、見てほしいひとに見てもらえるっていう自信をなみなみと注いでくれる。全体で見ても個人で見てもおもしろい!

 楽しかったなあ。踊るってうれしい。

 踊っていたひとたちみんな好きになったし、だから、好きなひとたちには踊っていてほしいし、次もまた踊ってくれることがうれしい。横山晃士さん見てみたくなったでしょ!つぎのステージも決まっているみたいだから、ぜったいいっしょに見ましょう。わたしのなかでいっしょに見にいくひともう決まってるからね(笑)

 好きなものやひとがたくさんたくさんできたよ。あのとき踊ってくれたあなたのおかげです、っていつか言えたらいいな〜〜!

 

またね。

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わたしを許したいわたしの話

  中学三年生のとき、クラスによく泣く子がいたの。授業で盲導犬を題材にしたDVDを見て、しくしく目じりを濡らしていたし、体育祭で総合ビリの結果に、手をぎゅうって握りしめながら大泣きした。かなしいときに、全力でかなしむことを惜しまない人だった。でも、泣くだけじゃあなくって、同じくらいよく笑った。その瞬間、かなしいも楽しいもうれしいも、この世界に転がっているあらゆる感情がぜんぶ、その子のためにあった。出席番号が近くって、グループ分けとか、いっしょになることが多かったから、新学期からちょくちょくしゃべった。仲よかったと思う。でもね、なにを話してもうんうんってにこにこするその子のことを、すこしだけ怖いと思うときがあった。胸のうちへすんなり入ってこられると、心のすみっこの方でおっかなく思っていることをいつ知られるかどきどきしたし、ちょっと苦手だった。それを表すみたいに、その子のとなりにいても、わたしは一回も泣かなかった。

 わたしねえ、そのころ、泣くことが恥ずかしかったんだよね。「かなしい」は感じなければ感じないほどよしとしていて、もしも感じてしまったなら、なかったことにしなきゃいけないと思っていた。自分のかなしみにそのままゴーサインを出すことができないでいた。だから、その子が涙を見せるたびに、なんでそんなみっともないことができるんだろうって、そんなふうに思っていたんだよ。自分がかなしくならないから、人がかなしくなることも知らなかった。

 

 その子はわたしより成績がよくて、志望していた高校もひとつランクが上のところ。模試やテストを受けて結果を見せてもらっては、「それくらい頭がよかったらな〜」とか言っていた。あるとき、その子の結果がよくなかったことがあって、判定も下がったとかでこっそり泣いていた。わたしは、泣いているその子にどう接したらいいのかいつもわからなかったし、そのときも何も言えなかったんだけど。そうしたらしばらくして、その子が、にへらって目を細めながら、わたしと同じところを受けようかなって言ったの。すこしピリついた空気をふうわりさせてくれようとして言ったことだって、今思えばそうなんだけれど、そのときはぜんぜんしっくりこなかった。正直めちゃくちゃムカついた。そっちの高校なら、余裕で合格できるって言われたような気がした。わたしは、なにそれ意味わかんないって、ぜったい来ないでって、不機嫌に言った。ていうかなんでそんなことで泣くんだって。とつぜん怒って、わけがわからなかったと思う。表情を変えたことに気づいたくせに、目をそらしたのはわたしだ。それなのにその子は、「勝手なこと言ってごめん」って頭をさげた。わたしからは何も言わなかった。

 ひどいこと言ったのに、ひとつも怒られなくて、なんだそれって思ったんだよね。すこしくらい、悪しざまに言ってくれなきゃ、ぜんぜんすっきりしない。ばーかでもあほ!でもなんでもよかったのに。自分で怒っておいてそれってどういうことなのって思うけど、勝手に許してくれたって、なんでなんだよって。だって、ずっと自分勝手で意味わかんないことを言ってきたのはわたしのほうだったのに。それくらい頭がよかったらなって、その子が時間をかけて勉強してきたことをなかったことみたいにして、勝手にうらやましく思って、なんなんだ。それまで何回でもかなしませてきたのに、わたし、ちゃんと謝れてもいなかった。わたしをかなしくさせたその子にムカついたし、勝手にムカついている自分にはもっともっと、心底ムカついた。こんなうまく言えない感情なら、わたしのものじゃなくなればいいと思った。

 それからもその子はにこにこしつづけてくれたし、わたしはやっぱり、自分がかなしくなることから逃げまわった。楽しいことだけなら、たくさんたくさん楽しめたから。けっきょく、高校はどちらももともと志望していたところへ進学した。

 

 今、とっくに高校も卒業したんだけどね。ここ一年くらいでいろんなことを許せるようになった、と思う。意識的に変えようと思ったわけじゃあなくって、なんとなく、じわじわ。なにかポイントがあったかな〜って考えたら、気持ちの済むところまでかなしくなって泣いた日のことを思い出すんだけど。だいたいなにがあっても、まあまあ、そんなこともあるよなあっていったん落ちつけるようになった。そんなことがあってうれしいと思えたら、うれしいし、かなしくなったなら、あなたのおかげで知れた感情だから、それもうれしい。知ることができてよかった。わたしがかなしくなることを、わたしが許してあげる。そうやって、とことんかなしくなって、あのとき泣いたのは正解だったよって、あとから花丸をあげる。自分に甘いでしょ(笑)

 そうして、ずっとずっと、許されてきたんだっていうことをやっとわかったんだよね。うれしいとかかなしいとか、自分がいろんな感情を持つことを中学生のその子は受け入れていて、だから、他人のわたしが感じたことにまで、わかるよわかるよって、そういう気持ちになることあるよねって、手を添えてくれた。かなしいを最大限に知っていたから、わたしのかなしみにも気づいてくれていた。もうずいぶん時間がたつのに、気づくの遅すぎ(笑)泣けるのは、自分を許せるからなんだねえ。あのころ、とうてい届きっこなかったその子に、今やっと近づけた気がするんだよ。

 このあいだ誕生日だったから、お祝いをしに行ってきた。毎年、冬をお見送りしたらすぐに誕生日がくるの、らしい歳の重ね方だよな〜と思う。あいも変わらずに、ゆるゆる〜した会話しかしなくて、でもそれが楽しい。つぎの約束とかしていないけれど、いつかまた、どうしようもなくかなしくなるときがあるなら、今のわたしは、あなたの涙に花丸をあげられるだろうなって思います。ありがとう。またね。

教えてほしいこと、いち、に、さん

 試験受かったんだよ〜〜発表からけっこう日にちたっちゃったけど。

 新年度だねえ。すこしだけ変わって、変わらないところは変わらずに、なにかとたいへんだけれど、うまくやります。足りないことばっかりだから勉強おさらばできるわけじゃなかった〜あたりまえか〜。入学からもう一年もたったの驚き。きのうのことみたいなのに。通ってよかったとかよりも、しんどかったなあっていうほうが圧倒的な勝利。もうずっと負けっぱなしで、夏の実習からめまいグセみたいなのがとれません。でもそういえば今年は花粉症の症状がまったく出なかった!小5から悩まされていたあれ!諦めまい〜って戦いつづければ勝てることもあるのねえ。ううんうれしい。戦ってるものってなにかある?勝ってても負けてても、あったら教えて〜。

 今日は暑かったね。レモングマくんのカーディガン久しぶりに着た!いつものジャンパースカート!かみのけしばった!てきとうにでかけたけれどなにもせずに帰ってきて、うどんを食べたよ!チンするやつ。レンジ入れたらどんどんうどんができあがるのすげえすげえって。休みの日にむずかしいことはしたくないから、ちょうどいい、かんたん日和だった。最近ずっとお昼ごはんはおにぎりばっかり食べてる。おにぎりの具を買ってからにぎるのハマった。カレー味とかいろいろあるの。ぎゅうぎゅうににぎってもほっくほくの大きいおにぎりが作れる。おいしい。おいしいってうれしい。すきなおにぎりの具ってある?あったら教えて〜。

 ブログちゃんとこまめに書きたいなあって思ってるんだけど、なかなかできてなくて不本意です。自分のことはもうよくて(笑)、書きたいことっていうか、インタビュアーとかやってみたい。身近な人に手をのばしてみたい。360度くるんくるんに。インタビューされてもいい人いませんか〜なんでも教えて〜。

 最近

 最近聴いた曲ある?あったら教えて〜。

 毎日へいへいぼんぼんだけれど、月末は大阪へすきなダンスをする人を見にいくし、五月は銀座だし〜、六月はミュージカルと演劇二本だて。数えても数えても楽しみばっかり。会いたい人がいて、その人に会えたときに、あなたのおかげで今日までがんばれたよって言いたい。会えないとしても、会えないからがんばらない、には、もう一生ならないと思う。わたしの会いたい人たちちょうすごくない!?って気づいた〜自慢(*´◒`*)会いたい人っている?いたら教えて〜。

 ではまたね。